オリジナルでの「のみ」と「混在」の読みやすさ打ちやすさの違い

タイプウェルオリジナル関係の記事を眺めていると「のみ」より「混在」のほうが読みやすいという意見があった。


 >なぜだかわからんが混在はのみよりも遥かに打ちやすい
 >おそらく打鍵速度がのみ>混在なので認識速度をそこまで必要しないからそう思えるだけだと思うが
 >すべキー上位の方々がすべキーが一番打ちやすいって言ってた(Mレベルに達してる二人は両方同じようなことを言ってた気がする)のも今ならなんとなく理解できる
http://d.hatena.ne.jp/nigetter/20090623/1245746738
(2getter氏のブログから)


「のみ」と「混在」だけで考えれば、必要な打鍵速度という意見に補足する形で「ローマ字に大文字と小文字が存在している理由」だけで事足りると思う。


oppaiippai
より
OppaiIppai
のほうが単語として認識しやすいし。


単語としての区切りのようなものが生まれる事で、一塊を認識しやすくなるんだろう。


オリジナルという種目では、一塊の形を自分なりに認識することで読む速度を上げて打っていく訳だから、読みやすいほど打ちやすくなるのも道理だと思う。


意味の無い単語の場合、読むというよりは形の認識になっていく筈で、見てから打つまでの時間、俗に言う『初速(yaetのlatency)』の強化にも繋がっていくと思う。(初期加速力に関しては違うかもしれない)
そういう相関性もあって、オリジナルをやると初速が鍛えられるという話が流れているのかもしれない。


個人的には、ローマ字読みを身につけるだけで、初速は日本語よりは早くなると考えているので、段階的にタイプウェル英単語からやっていっても良いと思っている。


まぁ僕オリジナル総合XIの雑魚なんスけどwww偉そうなこといってサーセンwwww

(こっから更に読みにくくなる(文章力的な意味で))
sYOuYu
醤油
しょうゆ
syouyu
Syouyu

適当にいくつかパターンを出してみた。
「syouyu」という打鍵の流れは相当打ちやすい筈なんだけど、「sYOuYu」とか出されたら俺ならちょっと迷う。ェスヨウーユとか読んでしまいそう。
ローマ字読みの人ならともかく日本語読みの人の場合は「syouyu」でも一瞬迷ってしまうかもしれない。いちいち読み直すより、その形から指がローマ字を打ってくれるように鍛えた方がよっぽど打ちやすくなるはず。


これはまだ意味のある「醤油」という単語だから、タイピングをやる前から脳がその読みに慣れているので、「ソレ」ほど苦労せずに身につけられるかもしれない。
「ソレ」っていうのは「ランダム文字列(オリジナル)」のことで、意味のない文字列は読むというより形を捉えていく他に無いと思っている。
この「形で捉える技術」があれば、打ち方を知っているキーならば打ち方に迷う頻度は相当経る筈だ。


とはいえ、文字列的な打ちやすさによって速度に差は出るし、形を捉えずとも読みやすい日本語の場合、文字列的な打ちやすさがそのまま速度に直結してしまうだろう。
だがこれは意味のある単語の話で、意味の無い単語の場合は、速度に直結するほど鍛えられている時点で、現段階のトップ層になってしまう気がする。
特にタイプウェルオリジナルの場合、モード毎で、たとえばZJランクに必要な速度は全然違ってくる。そうすると、2getter氏の語っている事も総合XIの俺でも想像出来てくる(かもしれない)


「形で捉える技術」を身につけたという前提であれば2getter氏の感覚は正しくなる筈だ(と思うXIなんでサーセンwww)


 >なぜだかわからんが混在はのみよりも遥かに打ちやすい
 >おそらく打鍵速度がのみ>混在なので認識速度をそこまで必要しないからそう思えるだけだと思うが


この話が正しければ、最も打鍵速度を必要としない「全キー」がオリジナル中、最も打ちやすくなる筈だという可能性が見えてくるのである。


 >すべキー上位の方々がすべキーが一番打ちやすいって言ってた(Mレベルに達してる二人は両方同じようなことを言ってた気がする)のも今ならなんとなく理解できる


よって「オリジナル」では「形を捉える技術」を身につけるのが効率の良い記録狙いの方法であると言える。
未知の文字列に対して、何度も打って指の動かし方を鍛える方法は、オリジナルに限っては「不規則な文字列」なので特化することは出来ない。
だからこそ「形を捉える技術」に焦点を置いた方が良いと言える。


だが、俺は総合XIなので「形を捉える技術」をどうやって身につけたらいいのかは分からない。初速に関して鍛える時にワードの最初の一文字を読むのではなく形で認識して動き出すようにする特訓はしたけど、その時に意識したのって「頭の中で文字を音にしない」こと位だし。オリジナルは最初の一文字だけじゃないので、この方法が流用できるかどうかはわからない。このあたりが総合XIの限界です。背伸びしてみました。本当にありがとうございました。
数字の場合はちょっと違ってきそう。自分の中でリズムのくさびとなる文字を決めておくと最初のうちは打ちやすくなったりしそう。